勝利を呼ぶワロス曲線
ワロス曲線とは大きなトレンドが発生するとき、MA_BBandsのバンドが縦方向に鋭角に曲がる曲線が出るのですが、これをワロス曲線と言います。上のバンドでワロス曲線が出れば上昇トレンド、下のバンドに出れば下降トレンドになります。
この曲線は過去にさかのぼって調べることはできません。ワロス曲線はトレンドが発生するときに突然現れ、トレンドを発生させて、その役割が終わると修正されて普通の曲線に戻ります。
そういう性質を持っているので、このワロス曲線の方向性に逆らうということは、自殺行為であるとともに、これに従い示された方向性にエントリーを合わせれば簡単に大きな利益を得られます。
この様に日足の上側にワロス曲線が出た場合、4時間足では3_level_zz_semaforの安値、もしくはMA_BBandsの下のバンドから反転し、ロウソク足・平均足を問わず陰線から陽線になれば反転上昇してきます。
この上側にワロス曲線が出ている場合は、売りエントリーはなかなか伸びず、反転されてじわじわ上昇し、また少し下がっては、反転されじわじわ上昇していくということを繰り返されます。このワロス曲線が日足に出た場合は、その方向性には逆らわず、必ずワロス曲線に沿ったエントリーをします。
先ほどの日足チャートを4時間足に切り替えるとこの様になります。先ほどのワロス曲線の位置が盾の赤線です。狙いどころは安値マークからの反転上昇ですね。一方、MA_BBandsの下側にワロス曲線が出た場合ですが。
同じく下側のバンドにワロス曲線が出た場合、上昇は伸びず、下降は高値マークからじわじわしつこく伸びます。
日足の下側の方にワロス曲線が出ている場合、4時間足では高値からの打ち返しが伸びてきます。高値からの売りエントリーを中心にしつこく狙うことで、大きな利益を出すことが出来ます。
日足に下側のワロス曲線が出ている場合、上昇するには1時間足の上側のワロス曲線が出た場合にのみ上昇で稼ぐチャンスが出てきます。この状態の間は売りエントリーはできません。ただし、1時間足で上側のワロス曲線が出て上昇していても、4時間足の上側のバンドに到達すると停滞して、4時間足の下のバンドに向かおうとします。
日足のワロス曲線が消えるまでは、逆の方向にトレンドで走ることはなく、4時間足のバンドの中を行ったり来たりすると思っていいです。
日足の下側にワロス曲線が有る場合の狙い方
1・日足・4時間足共に高値マークからの反転を狙って売りエントリーする
2・4時間足に安値③マークが出た後は、下側のバンドに当たった後で安値③より高い位置で反転した場合は買いエントリーで上側のバンドに当たって、高値マークが出るまで狙う。
3・1時間足の上側にワロス曲線が出た場合、反転上昇を狙う。
日足の上側にワロス曲線がある場合は
1・日足・4時間足共に安値マークからの反転を狙って買いエントリーする
2・4時間足に高値③マークが出た後は、上側のバンドに当たった後で高値③より低い位置で反転した場合は売りエントリーで下側のバンドに当たって、安値マークが出るまで狙う。
3・1時間足の下側にワロス曲線が出た場合、反転下降を狙う。
日足にワロス曲線がない場合はレンジ域
日足は上側のバンドに当たって高値が付いて反転したら売りエントリー、下側のバンドに当たって安値が付いて反転したら買いエントリー。
4時間足も上側のバンドに当たって高値が付いて反転したら売りエントリー、下側のバンドに当たって安値が付いて反転したら買いエントリー。
2ページ前のチャートの1週間後の姿です。ワロス曲線は位置を替え、小さくなり斜めに傾いています。基本的にはこの後ワロス曲線は消えて、レンジ域になり、その後、上側か下側にワロス曲線が出来てトレンドが始まります。
因みに、私はこの時は買いエントリーしていて、ワロス曲線に逆らっていたので、散々な目に合っていますが、その間にこのワロス曲線の扱い方が見い出せたので、今後の利益獲得に大きな役に立つこととなりました。
このワロス曲線に注目してエントリーの方向性を決めれば、FXで利益を上げるのは簡単なこととなります。